フリーランス美容師とは?
フリーランス美容師が、増えているという記事をみました。美容師の働き方としては、フリーランスは、まだまだ一般的ではありません。しかし、世の中の流れから言ってもフリーランス美容師がスタンダードになる時は、直ぐに訪れるでしょう。
今回は、フリーランス美容師の働き方についてお伝えしていきます。
フリーランス美容師とは、どの様な働き方のことを指すのでしょうか?
分かりやすく言うと…会社や組織に雇われているか、雇われていないかです。
フリーランス美容師とは?
フリーランス美容師の定義には、会社や組織に雇われているか否か?という所にあります。フリーのアナウンサーやフリーのカメラマンを想像すると分かりやすいかもしれないですね。会社や組織に属さず、自身で仕事や依頼を獲得していくといったイメージです。
最近だと、エンジニアなどもフリーランスが一般的になってきています。
フリーランス美容師の特徴としましては
- 社会保障費は自己負担
- 個人事業主なので確定申告する
- 集客や売上管理など全て自己責任
この3点が上げられます。
社会保障費は自己負担
フリーランスになると、会社からの保証がなくなるので…国民健康保険や国民年金などの社会保障費は、個人で負担する必要があります。
これは、美容師あるあるなのですが…そもそも、社会保険を負担している美容室というものが稀でした。今は厳しくなっているので社員などは社会保険は、必須なのですが雇用体系を変えるなど抜け道やグレーな部分は、まだまだあるのが現状と言えるでしょう。
私が、就職したことのある美容室は、2社ありまして、どちらも20店舗以上は経営している会社だったのですが、社会保障費を負担してもらった事はありませんでした。雇用保険のみです。美容室に就職するということは、それが当たり前だと思っていましたから。
今でも、社会保障費を会社で負担していない所は多いんではないでしょうか…。そうしないと利益が無くなりますからね。
確定申告は意外と簡単
話を戻しますと…フリーランス美容師になれば、個人事業主となるので確定申告をする必要があります。
確定申告と聞くとアレルギー反応があるかもしれないですね(笑)でもね、難しく考えることはないんですよ。1月から12月まで1年間の売上から経費を引いた利益を申告するだけですから。
凄く簡単に言うと…
売上-経費=利益
となり、この利益に対して税金が課せられます。
今は、マネーフォワードなどのアプリやサイトでも簡単に確定申告する事が出来るので税理士さんに頼まなくても個人のレベルであれば十分に自分で申告可能なんですよ。
みんな難しく考えすぎです。
全ては自己責任
フリーランスになるという事は、集客面から売上管理、時間管理、お客様の対応などなどを全てを自己責任で行うということになります。
これは、大変だ〜と思う反面。自分次第でどこまでも自由にできる画期的なものです。現在会社勤めの方からすれば、常識が180度シフトする感じになります。
会社や組織に属していれば、ある程度の保証があって責任も会社がとってくれる面もあるでしょう。その代わりに、自身の貴重な時間を労働に費やしている訳です。
フリーランス美容師になる事は、リスクがある選択かもしれません。しかし、会社はあなたの失敗に関しては責任を取ってくれるかもしれないですが、人生についても責任をとってくれるでしょうか?
人生に関しての責任というものは、自分自身でしか取ることは出来ないんです。
私は、ある時フリーランスになるよりも会社に属して時間を奪われる方がリスクと感じました。
それは、本当の意味で自分自身に対する責任を感じた瞬間だったのかもしれません。
美容師なんて特にもっともっと自由で良いんですよ。
やりたい様に技術をやって自身の好きな環境で仕事をする。お客様にもその楽しさや情熱は必ず伝わります。
これからフリーランスがスタンダードになるにあたって、考え方をシフトしていく時期かもしれません。
「フリーランスのススメ。」と題しましてフリーランス美容師についてのコラムを書いています。ぜひコチラからご覧ください。
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